第七回 親知らず いつ抜くの
高校生から就職する迄に(理想を言えば)
親知らずとは前から8番目の歯のこと。大抵は20歳前後に出てきます。最後に生えるためスペースが足らなくて、真っ直ぐ生えずに埋もれていることも多いです。
抜歯時に、歯茎の切開や歯の分割、歯の下の骨を削るなどが必要になる事もあります。なので、抜歯後は当然腫れや痛みがでてきます。
そうであっても抜歯しておいた方がよい場合、いつ抜くのが良いかというと、やはり若い時です。
骨に弾力があり抜歯がしやすく、治りも早いです。
人生の色々な行事を考えると、抜歯は 高校生頃から就職する迄をお勧めします。
痛みがないと、抜歯せずにそのままにしておきたくなります。
が、残す残さないの 判断は難しいので、相談してください。
以前のコラム
第一回 口臭について
第二回 虫歯について
第三回 歯の神経の治療について
第四回 抗菌性を備えた白い詰め物について
第五回 スポーツ飲料について
第六回 スポーツ用マウスガードについて
* 本コラムに掲載している写真はすべて、Dr. Iwataの提供です。